わさび

分類 促成
品目名 わさび
別称
主な産地 静岡
おいしい時期 通年
No 460

特徴

今から約200年程前にさかのぼる延享元年、1774年上狩野村、現在の天城湯ヶ島町の天城山 山守の板垣勘四郎が、安部郡大河内村の有東木にキノコ栽培の指導に行った際、自生の山ワサビを持って帰り苦心の末栽培に成功し村民に伝えたのが始まりです。わずかな試植品を伊東港から船で江戸に出荷したところ、これが粋好の江戸っ子に大当たりしたのです。生山葵の栽培法はすぐ隣の上大見村、現在の中伊豆町に伝えられ一躍日本一のわさび名産地となりました。

利用部分/選び方チェック

ワサビの根茎は、根本から先端まで同じような太さで、緑色が鮮やかで、先端部はやや薄い緑色のものが良質とされています。ワサビは葉柄を落としながら成長していく習性があるので、この脱落の痕跡の間隔が広いものは、成長が早かった証左で、肉質が柔らかく、辛味や香りは乏しい傾向にあります。この痕跡の狭い、すなわち、目づまりしている根茎の肉質は緻密であり、辛味や香りがすぐれています。

保存方法

簡単レシピ

わさびをすりおろして、けずりぶしと混ぜ、のりをちらし、醤油を適当にたらして、ごはんに混ぜ込んで食べる。(二日酔いにもいいですよ)

トップに戻る